セルフ洗張り(1)

バッグのリメイク用に
紬2枚、お召し2枚、地紋のある縮緬の道行1枚を解いた。
道行はボタン類も多く、ミシン仕立てで解くのが手間だった。
あとは糸が朽ちてるので縫い目を開くように引っ張ると
あっという間に分解。
この前まで普通に着てたけど
よくお尻が裂けなかったもんだと(汗)
そのくらい古着の縫い目は危機にさらされてまっせ~。

色移りもあるので1枚ずつ洗い中。

まず、この前着ていたベージュの紬と八掛。
水に浸けると表面で水が玉になって弾かれる…。
これって、ガード加工してるんじゃない?
どうりで着心地がゴワゴワして硬かったんだわ(--;)

ガード加工して、汚しにくい(汚れないとは言ってない)代わりに
絹の着心地を殺すくらいなら、ポリでいいじゃんと思う。
ましてや、洗うたびに着心地が柔らかくなる紬にガード加工…。
いくら高価な織物でも、それでは魅力が激減するんじゃなかろうか。
紬にガード加工を勧めるような呉服屋で着物を買ってはいけませんな。

反物を伸ばして干せる環境にないので
洗った後、濡れた状態でアイロン掛けて伸ばしながら乾かす作業。
繊維の中の糊が出て紙みたいにパリパリになっちゃうね。
着てるうちに柔らかくはなるんだけど。
平織りなのであまり縮んではない。この点は紬は安心。

次に洗ったのが黒×赤のお召し。
着用中に衽に水をこぼして縮ませた経緯があるので
これは絶対縮むじゃろうと思っていたら案の定。
CAI_6734.jpg
下側がアイロンで伸ばした幅、まだ濡れてる上側が縮んだ幅。
かなり必死で伸ばさないと元に戻りそうにない…。

考えてみればバッグ用なので
縮んだままの方がよかったかも知れん。と後で思う…^^;
着物として仕立て直す目的で洗うなら
拠りの強い糸で織ったお召しはセルフは避けた方がいいね。
プロの技に任せるのが安心。

ついでに言うと
これも、洗ってアイロン当てると硬くなってる( ̄- ̄;)ウーン
洗ったから硬いのか、アイロンのせいで硬いのか分からんけど。

ま、業者に洗張りに出した着物も返ってきた時には
どの反物も結構手触りが硬いから、絹織物とはそういうもんなんじゃろう。
などと、自分を納得させつつ、次の縮緬の道行を洗うことに…(続)

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