018:でも鯉も好き

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鯉柄の大島
りんどう屋さんの鯉半幅帯
帯留は妹作のチェコビーズ
フルレングスの道行コートと大判ストールで防寒。
コートがぬくくて羽織に戻れなくなりそう。

今更だけど、書きそびれてたんで。

お正月の番組で、きくちいまさんがコーデの基本を
「3色にまとめる」とおっしゃってたんだけど
それって、ある程度着物のコーデに慣れた人が
なんとなく辿り着く法則のひとつで
全く着物を着たことない人に言うのはどうなんじゃろと
実はひそかに思ってる。

昔ある雑誌のコラムで
フランソワーズ・モレシャンさんが、娘のアガタさんに幼い頃
「本物のエレガンスを身につけたいなら2色を守ること」と指南したら、
ボタンの色が違っただけで泣いてお出かけを拒んだりして
困ったというお話をされていたのをちょっと思い出したのね。

着物くらい色柄が豊富な衣装はないという大前提を
ふまえたうえで、まとめる「3色」は
着物を着たことない人の「3色」とは全く別物と思う。
着物のコーデをトータルで3色にまとめるとか
一瞬わかりやすい指南だけど、現実難しいよ。
1枚の着物の柄の中に浮いた色が使われていることは多々だし
「なぜこの色合せ?」な織りの帯だって多い。
それに何よりアイテムが多すぎる。
こだわりを持つと足りないものだらけになるしw

物議をかもした大久保先生の訪問着もそうだけど
国営放送で「数あるセオリーのひとつ」だけ挙げてしまうと
「唯一無二のセオリー」になりかねないあやうさがあるよね。
著名な方の請売りのショートカットで
いきなりスタイリストレベルを目指すのも悪かないけど
着物は洋服よりもフリーダムなんだから
最初から間口を狭めなくてもいいんじゃないかなあ。
紆余曲折しながら、自分なりの法則を模索するのが
着物の楽しさ(散財も挫折もするけど)なんだけどね。

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